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読書の時間 ’12の83 [本(村上龍)]

83 共生虫(講談社)村上龍 ☆

2000年3月に発売された村上龍の長編小説。
引きこもりの青年が主人公。

村上龍はあとがきでこう書いている。
「この作品の最終章を書いているとき、希望について考えた。小説の最終部分を書いていてそんなことを考えたのは初めてのことだった。
現代の日本の社会は希望を必要としていないのではないかと思う。
その理由は・・・
・・・引きこもりの人々は、偽の社会的希望を拒否しているのかもしれない。」

また肝心の部分を省いてしまいました(笑)
知りたい方は本で調べてね。

読んだ感想としては、最終章に希望は感じなかった。
主人公のウエハラ(自分の名前をこう言う。本当の名前は別にある)は中学2年生から不登校になり引きこもってしまう。
引きこもっているだけならいいのだが(決してよくは無いが)、家庭内暴力をするようになる。
父親、兄弟(兄、妹)が外出している日中に母親に暴力をふるうようになる。
見かねた家族は、ウエハラを近くのアパートで独り暮らしをさせる。

母親と定期的に病院に行き抗鬱剤を処方してもらうが思考があいまいになるだけで、改善しないらしい。
そんな中インターネットに興味を持ったことを知った母親は、ウエハラにパソコンを買い与える。
ウエハラは、テレビで見た女性キャスター、サカガミヨシコに興味を持ち、HPあてにメールを出す。

話は前後するが、
ウエハラは小学生時代に祖父の死に遭遇する。
祖父が亡くなる前、同室にいた老人の死に直面する。
その時に、その無くなった老人の口からミミズのような動物?が出てくる。
その虫はウエハラを確認するとウエハラの腕を伝い体内に入ろうとする。
固まってしまっているウエハラだったが、腕を振り払ってその虫を振り払う。
が、隊長概要に長い虫は一部がウエハラの体内に入ってしまう。
これがのちに「共生虫」だといわれる。
サカガミヨシコにメールを出したのもこの「共生虫」のことを聞きたくて出したものだ。

この時にサカガミヨシコにHPにまとわりつく者たちと知り合うのだが、こいつらにウソを教えられ、共生虫に取り付かれたものは次世代の選ばれしリーダーなどと言われ自分もその気に。

その気になったウエハラはその後家族を金属バットで暴行したり、老婆から教えてもらった防空壕の存在、偶然発見した毒ガスを使って犯罪を犯していく。

最終章でウエハラは、渋谷にいる。
そして渋谷の人混みに消えていく。

相変わらず、結構省略しましたが、最終章には希望が見えなかった。俺には。
村上氏のドラッグ系の小説にも辟易としたが、この小説も俺的にはう~んです。
家族の頭を金属バットで殴ったり、悪人だが毒ガスを使って殺人を犯したウエハラは生き残り、都会に消えていく。
納得がいかない。(・_・;)

この小説は、タイトルからしてなんかミステリー化と思って購入しましたが全然違います。
皆さんも注意してください。
そんな理由で自分的にはおススメしない本です。




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ポッチとしてくれると助かります。(*^。^*)

余談になりますが、自分は4月から三菱のekwagonという軽自動車に乗っております。
3月まではランクルに乗っていただけに乗り心地は・・・
しかし燃費が断然いいので乗り換えたのですが、先日郵便が来てビックリです。
リコールが出ていたのに直していないのです。
中古車で販売するときには最低それくらいはやっておいてほしいものです。
そのおかげで本日2時間車屋さんで待機。
でもその時間はもちろん本を読んでいましたが(笑)
次は良い本をご紹介できればと思っております。
それでは[手(パー)]




共生虫

共生虫

  • 作者: 村上 龍
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/03/21
  • メディア: 単行本





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読書の時間 ’12の72 [本(村上龍)]

先日友人にお前のブログは統一性がないといわれました。
たしかに統一性はありません。ハイ。
好きな作家を読んで書いているだけだと。
確かにその通りだったんですけど、一つだけ違うんです。
書いている本のほとんどが現在古本屋(私の場合はブックオフですが)で安価(105円)で購入出るということ。
読書をもっと身近にしてほしいというのがこのブログなんです。
読んでいるか、〇〇よ(笑)


72 希望の国のエクソダス(文芸春秋)村上龍 ☆☆☆

平成12年に発売された本です。
ひと言でいうと、不登校中学生の反乱?って感じの本です。
あとがきにも書いてあるのですが、村上氏の読者が運営している掲示板で、「今すぐに出来る教育改革は?」との質問に多数の回答が寄せられたらしいが、村上氏が用意していた答えは出なかったそうです。
村上氏が用意していた答えは「数十万にを超える集団不登校」だったそうな。
それに対する反応が村上氏が期待していたものでなかったためにこの小説を書いたとのこと。
???
ある意味凄いぞ村上龍。(笑)

設定は2000年前後から始まる。
書き出しの部分の情景はパキスタン、アフガニスタンの国境付近。
そこに取材に行ったアメリカCNNの映像から始まる。
そこに日本人の少年が映っている。
民族衣装をまとい、現地の住民と一緒に生活している。(戦士として武装している)
CNNの記者の質問に唯一日本語で回答した「なまむぎ、なまごめ、まなたまご」という言葉から、日本では「ナマムギ」と呼ばれる。

そうなれば日本のマスコミが放っておくわけがない。
取材攻勢をかけるも逢うことすらできない。
強行突破して無理に押しかけて強引な質問をしてくる日本人に「ナマムギ」は冷静に英語で警告し軽くあしらう。
この映像が放映された後、20~30人の中学生がバンコク行きのチケットを持って成田空港に集まっていることが判明する。
大半は、出国前に親に保護されるが、10数人はそのまま出国することになる。
親に保護された中学生は、出国しようとした理由として、「ナマムギ」のところにはイジメがないからという。

ここで主人公の関口は、14歳の中学生「中村君」と出会う。
ここから、14歳の中学生たちの反乱が始まる。
彼らの連絡手段は、ネットだ。
PCではなく、ゲーム機についている通信機能で。

自分たちの中学校での集会から始まり、ついには起業して経済活動を始める。
ついには、日本経済を救うまでになる。
(だいぶ省略しました(笑)、ここはご自分で読んでほしい)

ついには北海道で独自の経済圏の形成を果たす。
この時14歳の少年は21歳になっている。

全体を通して感じたのは、既得権益を持っている大人がそれを手放したくないので、改革を容認しないこと。
今と一緒ですよね。
何にもできない政治家。
これも一緒。
優柔不断な主人公関口。(最後のほうでちょっとましになります)

あと、これを読むと資本主義経済がちょっとは理解できると思いますよ。
資本主義経済で何故「信用」が大切なのかということが。

本の中で、経済危機の発生のしかたと通貨債券等の説明が結構細かく書かれているので。
さすがは経済に明るい作家、村上龍氏です。

まあ、小説だから仕方がなのですが、あまりにも中学生のやることがすべてうまくいって経済的に成功しすぎるのが引っかかるかもしれません。

420Pちょっとと少し厚い本ですが、経済の勉強だと思って読んでみるといいと思います。
それでは。[手(パー)]




希望の国のエクソダス

希望の国のエクソダス

  • 作者: 村上 龍
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本





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読書の時間 ’12の57 [本(村上龍)]

57 最前線(ラインブックス)村上龍 ☆☆☆☆

1999年に発表された村上龍の対談集。

最初は、「5分後の世界」などに通じる小説かと思って購入しました。
カバーがもろに戦闘風景だったので・・・

当時の最先端(技術ではなく行動)を行っていた?12人との対談。
2、3番目の二人は教師です。
今もあるのかわからないが、学級崩壊等について話している。
日本の教育制度の在り方、親の姿勢、学校の対応等について、「プロ教師の会」をつくって研究しているらしい。

この時代からあったのですね、モンスター・ペアレントって。
全てを学校に任せて、自分の責任は放棄してしまう。
考えられない人たち。

こんな風にしてしまったのは、暴力はまずいと思うが教師、学校を弱くしてしまった世論、マスコミ、そして私たちなのだと思う。

権利だけを主張する今の風潮を変えなければ変わらない?と思うのだが。

あと良かったのが、最後の宮崎学氏。
どこが良いのかちょっと言い表せないのだが、対談の中で出てくる「突破者」を購入して読んでみたくなった。
この人の考えをもう少し知りたいと思わせる対談。

あと、内容はあまり覚えていないが、最初に登場した上原隆氏の「上野千鶴子なんかこわくない」も読んでみたいと思った。

あの「おひとりさま」で有名になった上野千鶴子さんのことをどう書いているのか、興味がわきます。

10年以上前の対談集なので、今とは社会情勢、経済状況が違うのであまりお勧めではないが(実用的ではないので)温故知新で読んでもいいかも。

それでは[手(パー)]




最前線

最前線





突破者―戦後史の陰を駆け抜けた五十年

突破者―戦後史の陰を駆け抜けた五十年

  • 作者: 宮崎 学
  • 出版社/メーカー: 南風社
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 単行本




上野千鶴子なんかこわくない

上野千鶴子なんかこわくない

  • 作者: 上原 隆
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞
  • 発売日: 1992/09
  • メディア: ハードカバー



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読書の時間 ’12の56 [本(村上龍)]

56 アウェーで戦うために(光文社)村上龍 ☆☆☆☆

1999年11月~2000年11月に「週刊宝石」に掲載されたものをまとめたエッセイ
基本はサッカー、特に中田英寿です。

村上氏のサッカー好き、中田びいきは解っていたが面白かった。
いちサッカーファンから見たヨーロッパサッカー、日本代表、そして中田英寿。

中田が海外で輝いていたイタリアセリエAでのペルージャ、ローマ、シドニーオリンピックでのことを村上氏の目線で書かれている。

中田ファンの俺にとっては非常に面白く読むことができた。

通常の(?)日本のJリーグファンが読んだら怒り出すかも。
当時の日本(Jリーグ)と世界の差はかなりあったのかも。
今は、少しでも縮待ったのかもしれない。
Jリーグというよりも日本かな。

やっぱ海外に出て世界と対峙しないとだめなのかも。
今は、日本の若い選手はどんどん海外に出て行っている。
いいことだと思う。
自分に居心地の良い、日本にいるだけでは世界と勝負できないよね。
若い人には、機会があればどんどん海外に出ていってほしい。

海外の大学留学する学生が減っているらしい。
もっといろんなことを見ようよ、感じようよ。
カルチャーショックが結構あるだろうな。
俺も行きたいけど(笑)今はいろんなしがらみに縛られちゃっているし・・・

自分の娘は今年の9月からアイルランドに留学します。
・・・親としてはちょっと不安・・・
いろんな思いがあります。

まあ、でも若いときにしかできないこともたくさんあるし、やりたいと思い事はすべてやってみてほしい。
失敗もたくさんするだろうけど、それが数ある選択肢を消すことになり、正解にたどり着くからね。

話があっちこっちに行ってしまいましたが、サッカー(特にセリエA)のことしか書いてないので、サッカーに興味のない人は読まないほうがよい。

それでは[手(パー)]






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読書の時間 ’12の46 [本(村上龍)]

 おはようございます。(*^。^*)
 この時間に出勤です。
 自営業ならではの特権かな。

 午前中にガリバーで契約してきました。
 9年間乗ったプラドを手放しました・・・

 最近乗りすぎたからな~
 昨年の11月に車検してわかったのですが、車検の間の2年間で9万km走ってました。
 営業車じゃないのに・・・

 総走行距離・・・約21万2千km
 走ったな~

 最後に家を出るときに最近見なかったキジ(雉)を見ました。もちろん野生です。
 自分勝手に最後の見送りととりました。
 新しい車にも挨拶してね。

 46 タナトス(集英社)村上龍 ☆☆

 またやってしまった。
 「エクスタシー」「メランコリア」の続編でした。
 また、ヤザキ、ケイコ、レイコが登場です。

 基本的にはレイコです。
 精神が錯乱したレイコがキューバの空港に登場するところから始まる。

 ヤザキ(先生)と過ごしたSMチックな生活を思い出しながら物語は進む。

 今までの2冊で主人公であったヤザキは思い出話のみの登場である。
 レイコがいかにヤザキの支配から離れ、今に至った(キューバにいるか)かが分かります。

 ヤザキとのドラッグとSEXの生活からの脱出には、精神を錯乱しないとできなかったのか。
 経済的、物欲的には圧倒的に満たされてはいるが、精神的、肉体的にヤザキの奴隷であった自分(レイコ)の回想録に近い。

 デビュー作の「限りなく透明に近いブルー」が好きな方にはお勧めの本だが、私にはアカンデス。

 エクスタシー、メランコリアについて簡単に説明しておきます。

 「エクスタシー」
 媚薬エクスタシーをめぐり、ニューヨークにいるヤザキ、日本にいるケイコ、フランスにいるレイコの間をドラッグの運び人と化してしまった青年の悲劇。

 「メランコリア」
 伝説のヤザキを取材していた女性が、ヤザキの保有している「情報」に満たされる欲求に負け、ヤザキの世界に落ちていく物語。

 ドラッグとSEXが基本にあります。
 どの本も改行が少なく読みずらいです。

 もうないだろうと思うが・・・再び村上龍の世界へ
 それでは[手(パー)]



タナトス

タナトス





エクスタシー

エクスタシー

  • 作者: 村上 龍
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1993/01
  • メディア: 単行本




メランコリア

メランコリア

  • 作者: 村上 龍
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 単行本


読書の時間 ’12の37 [本(村上龍)]

37 THE MASK CLUB(メディアファクトリー)村上龍 ☆☆☆☆

 2001年7月の作品です。
 帯に書いてあった「新しいミステリー」「案内人は死者」の言葉に惹かれて古本屋で買いました。

 冒頭から、殺された青年が物語を語ります。
 彼女の持っていた「MASK CLUB」というカードを持って所在する場所に行ったら後ろから何かで刺されて殺されたと。

 その後、死んだはずの自分がなぜか意識はあるが、形は無いらしいことなどを語る。
 青年自身の生い立ちなども語る。

 その青年は死んだその部屋に取り付いているよな感じなのだが、他にも3人殺されていて(その部屋で)そのうちの一人と意識で交流する。
 どうやら、生前の名前を言われると本当に消滅するらしい。

 その秘密の部屋に集う7人の女性について、そのうちの一人の女性の目から脳細胞に侵入した主人公が過去の記憶から彼女たちの過去を語る。

 でも最後の一言が凄くキツイな。

 ミステリーというよりも、SMをするようになった若い女性たちの物語ってとこです。

 村上龍の新しい境地と思いきやあまり変わらない作品でした。
 ちょっとおススメかも
 それでは[手(パー)]


THE MASK CLUB

THE MASK CLUB

  • 作者: 村上 龍
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2001/07/13
  • メディア: 単行本


読書の時間 ’12の35 [本(村上龍)]

35 海の向こうで戦争が始まる(講談社)村上龍 ☆☆

 1977年6月発行の村上龍2作目の小説です。
 デビュー作もわからなかったが、この作品もよくわからなかった。

 タイトルから想像して、後の「半島を出よ」のような作品かなと思った私が甘かった。
 内容及び構成は「限りなく透明に近いブルー」に近いです。

 ドラッグは出てくるし、崩壊しかかっている家庭の記述とか・・・
 わからん。

 最後の最後で、今まで出てきた登場人物たちが住んでいる街が襲われ、爆弾を落とされ、悲惨な状況になっているのが分かるが、その町から遠く離れた海岸で遊んでいる二人の男女はなんなのか????

 「限りなく・・・」を読んで興味がわいたり、面白いと思った方にはお勧めだと思います。

 私的には、あきまへん。


 それでは[手(パー)]


海の向こうで戦争が始まる

海の向こうで戦争が始まる



読書の時間 ’12の30 [本(村上龍)]

30 逃げる中高年、欲望のない若者たち(KKベストセラーズ)村上龍☆☆☆☆

 村上龍のエッセイです。
 「すべての男は消耗品である」シリーズを出している出版社からなのでちょっと期待していました。

 やっぱおもろいです。
 相変わらずの辛口です。(笑)

 2010年10月出版です。
 映画にもなった「チェ・ゲバラ」の話だったり、大好きなサッカー、中田の話だったりします。

 雑誌の連載をまとめたものらしく、南アフリカで開催されたサッカーのワールドカップも予想している。3連敗だろうと。

 次の章では、意外だったと・・・

 まあ、日本のほとんどの人はその当時そう思っていましたよね。

 でも本で書いちゃったら、みっともないね。(笑)

 それから、辛口の本物の味にこだわる村上氏が珍しくファミレスを褒めている。
 サイゼリヤです。
 
 日韓ワールドカップの時には、欧州のスポーツ記者たちが押し寄せたとか。
 イタリアの味が日本で、しかも低価格で提供されていることに驚いたらしい。
 村上氏も後日実際に行ったらしいが、本場の味と絶賛。

 今度、サイゼリヤに行ってみましょ。
 ただ、子供が多くてうるさいんだよな。

 最後に帯のも書いてある言葉を書いてみたい。

 「成功を考えてはいけない。考えるべきは、死なずに生き残るための方法である。」

 この前後の言葉が知りたければ読むっきゃない。
 お勧めです。
 それでは[手(パー)]





逃げる中高年、欲望のない若者たち

逃げる中高年、欲望のない若者たち



読書の時間 ’12の29 [本(村上龍)]

29 無趣味のすすめ(幻冬舎)村上龍 ☆☆☆☆

 気に入った本が手元になかったので、本棚からおもむろにこの本を取り読みました。

 前回とは違った感想を持ったので改めてご紹介させていただきます。

 エッセイです。
 月刊「ゲーテ」に掲載していたものをまとめたもの。

 タイトルの「無趣味のすすめ」がいきなり最初にあります。

 趣味に真の達成感や充実感を求めるのは無理だと書いてあります。
 それは「仕事」でしか得られないものだからだそうです。

 そうかもしれない。

 お勧めは、「決断する力」と「交渉術という能天気な言葉」ですね。


 また、最後のエッセイが「盆栽を始めるとき」となっている。

 村上龍に盆栽?
 似合わん。
 もっとつっぱれ。

 同年代として応援しまっせ。

 読みやすく2時間もあれば読み終わります。
 村上龍の言葉から何かが感じ取れればいいんじゃない。

 それでは[手(パー)]


無趣味のすすめ

無趣味のすすめ



読書の時間 ’12の28 [本(村上龍)]

28 ライン(幻冬舎)村上龍 ☆☆☆☆

 久しぶりに面白い本でした。
 1998年に発売された村上龍の長編小説です。

 長編小説ですが、最初の向井というカメラマン離婚騒動の話で始まり、その中で電話などの線(ライン)を伝わる電気信号が聞こえたり、映像化してしまう女性がいるということになる。
 その女性をめぐる話なのかと思っていると、次々と登場人物(主人公)が変わっていく。
 約10ページ間隔で変わっていく。

 途中で、電気信号が伝わってしまう女性が出てくるが、それでもまた別の人間に移る。

 人間というものは、やっぱ自分がかわいいし、利己的な生き物だなとつくづく思う。
 そういう、俺もそうだと思う。

 ラインというタイトルは、ライン(線)を通過する電気信号を読み取れてしまう女性の意味と、人と人のつながりを表すラインなのだと思った。

 ラストはやはり、電気信号を読める女性、ユウコが出てきて最後に思う。

人間は他人によって自分を確認している

 確かに、その通りだと思う。
 他人から無視されてしまえば、人間は生きていけないのではないか。
 改めて、人との交流を大切にせねばと思いました。

 お勧めの本です。

 それでは[手(パー)]


 
 
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