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読書の時間2011-42 [本(松田美智子)]

 最近、法律しか読んでいなかったので気分転換に読んだが失敗です。
 まったく期待はずれでした。

74 女子高校生誘拐飼育事件(幻冬舎アウトロー文庫)松田美智子 ☆☆

 以前紹介した新潟少女監禁事件(朝日文庫)と同じ作者が、それ以前に書いた作品である。
 1994年の作品らしいので、約12年前の作品。

 前回読んだ作品が秀逸だったので期待したが、はっきり言って・・・残念[たらーっ(汗)]

 映画「コレクター」をこよなく愛す40歳過ぎの中年男が、自分のタイプの若い女性を誘拐して自分の好みに合った女性に調教?してしまう。176日間の記録である。

 先に呼んだ新潟少女監禁事件が裁判を通じて事件の本当の姿、背景などを突き詰めていくのに対して、誘拐計画から逮捕されるまでの主に犯人から観た事件を書いている。

 気になったのが、作者はまえがきで「多くの男性が一度は描いた願望をかなえたしあわせものなのかもしれない」と書いてある。
 
 捉え方の違いかもしれないが、このような犯罪を犯すものに幸せを感じられてはたまったものではない。親である自分は特に思うが、自分の馬鹿な願望をかなえるのに他人の自由を奪って監禁しても5年の懲役が限界なのか。憤りを感じた。

 ×イチの犯人は、最初の結婚もほぼ略奪婚で、パワハラまがいの行動で自分の願望を叶えている。
 なんちゅう奴じゃ。

 お薦めではありません。

 最後のほうに書いてあるが、誘拐された女性のその後にもちょっと触れているが、やっぱ女性は強い。
 つくづくそう思いました。

読書の時間2011-9 [本(松田美智子)]

19 新潟少女監禁事件(朝日文庫)松田美智子 ☆☆☆☆☆
 前回と引き続き犯罪ものの本ですが、こちらはノンフィクション
 実際に起きた酷い事件の記録である。
 
 事件物の本だと、事件の起きた犯人側の背景から、事件当日まで(こちらがメイン)と最終判決などで締めくくっていることが多いが、この作品は事件は簡潔に。
 裁判(公判)での記録がメインとなっている。
 やはり、被害者が小学生(事件当時)であり、拉致期間中は想像を絶する状態であっただろうと推察されるし、被害者の忘れたい記憶でもあるだろうし、本という記録媒体には残さなくて正解だと思う。

 読んでいて腹立たしいのが、犯人の態度。
 しかし、このような犯人を創ってしまった両親の呵責の念も伝わってくる。
 犯罪は、当人はもとよりその家族も不幸にすることをもっと教えたほうが(告知したほうが)良いのではないか。

 ノンフィクションは久しぶりだが秀作と思える。
 このような事件が二度と起こらないことを祈ります。

 蛇足ですが、筆者は故松田優作の元妻。
 いい仕事しています。
 それでは[手(パー)]



新潟少女監禁事件 密室の3364日 (朝日文庫)

新潟少女監禁事件 密室の3364日 (朝日文庫)




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