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読書の時間2011-26 [本(河合香織)]

53 セックス ボランティア(新潮社)河合香織 ☆☆☆

 ちょっと、衝撃的な題名ですが、障害者の方の「性」に関する実態などが書かれています。
 日本人は「性」についてはタブー視している感が強いですね。
 映画などのメディアについても「性」に関するものは相当規制がありますよね。

 そんな中で障害者の方の性については黙視されていたような気がします。
 
 本文中に書いてあるのですが、ある全身まひの女性の介護している介護者(補助者)が「生理なんてなければいいのに」なんて言っていたとか。
 介護の手数が増えるかららしいのですが、それはあまりにもひどい。
 悲しいですね。
 その女性も本当は自由に生きたいと思っていると思うのですが。
 
 普通に結婚して、普通に子供を産んで・・・やりたいことはいっぱいあるでしょう。

 性についての先進国、オランダでの障害者の性についても記載されています。
 そこまでやるのかと思ってしまうこともあり、考えさせられてしまう。

 自分も若干の障害を持っているので考えますが、子供を授かったときは非常にうれしかったのですが、次には障害が遺伝していないかと非常に不安な日々を過ごしたものでした。
 三歳児検診で何もなかったときは一安心。
 
 しかし、次に頭をよぎったのは「隔世遺伝」で孫に遺伝しないかと不安になる。

 悩みはつきない。

 でも前向きに考えなければ[4]

 以前、テレビで障害を持った夫婦のドキュメンタリーを見たことがあります。
 その夫婦は妊娠したのですが、周囲の反対?(ちょっと記憶がはっきりしないのですが)により、中絶をしました。
 その後主人が言っていた言葉が気になり記憶に残っています。
 「何故私たちが障害者と呼ばれるのか。今障害者と呼ばれている人間を増やして、健常者と呼ばせてやる」と。

 何とも言えません。
 多くの人が触れたがらない問題に一石を投じている一冊です。

 古本屋で105円で販売していると思います。立ち読みでもしてはいかが。


 
セックスボランティア

セックスボランティア

  • 作者: 河合 香織
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/07/01
  • メディア: 単行本



それでは[手(パー)]
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