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読書の時間 ’12の81 [本(斎藤 澪)]

81 この子の七つのお祝いに(角川書店)斎藤澪 ☆☆☆☆

昭和56年5月に出版された作品です。
第1回横溝正史賞受賞作品。

作品全編にわたり女性の怨念というものを感じる作品。(・。・;
第1章から終章まで8章に分かれて書かれています。
第1章では、体の弱いある女性が夫に逃げられ、貧困生活にあえぎながら別の女に走った夫への恨みを一人娘に語りかけながら死んでいくところから始まります。
子供には、子守り歌代わりに夫への恨みを語りかけ、子供に夫への復讐を託します。
そんな女性は、子供が7歳になる正月の夜に手首を切って自殺する。
深夜に自殺したので、一緒に寝ていた子供は血まみれ・・・

そんな出だしです。
第2章からは時間が20年くらい経過した後の殺人事件から始まる。
新婚の妻が鑑識官が目を背けるくらい凄惨な形で殺されます。
現場に残された血で塗られた人の手形
これも一つのキーワードとなります。

これと同時進行で政界に影響力を及ぼすという幻の巫女を追うフリーライター。
何の因果か前出の殺人事件と絡んできます。
幻の巫女の後ろに見え隠れする前出の少女。
そんな中、第2、第3の殺人事件が発生します。

終章で明らかになる意外な真実。

一気に読み終えました。
時代的に、戦争が絡んできます。
事件の裏にある戦争の悲劇。
今でも十分に読める秀作のミステリーです。




この子の七つのお祝いに (1981年)

この子の七つのお祝いに (1981年)




お祝い7つの.jpg

この作者の作品で「赤いランドセル」という作品も読んだことがありますが、これもお勧めです。


赤いランドセル (1982年) (カドカワノベルズ)

赤いランドセル (1982年) (カドカワノベルズ)

  • 作者: 斎藤 澪
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1982/05
  • メディア: -



でもどちらもカバーからして怖い。(・_・;)


先日このブログでもご紹介した「ダヴィンチ・コード」「チーム・バチスタの栄光」をDVDで見ました。
「ダヴィンチ・コード」は原作と違うところはあるものの観れました。
映像化されるとこのようになるのかと思いつつ。
しかし、「チーム・バチスタの栄光」はひどい。
主人公の田口は40代のしょぼくれたオヤジのはず。
それが、竹内結子に代わっている・・・
ソフトボールをやってもいいです。
しかし、情けない中年オヤジが、素敵な女性に代わるなんて・・・

たとえ話ですが、ハリーポッターが映画で主人公が女の子になっていたら、読者はきっと許さないと思う。

これでまた日本の映画は見たくなくなりました。
以前紹介した「手紙」も映画化されていて、主人公の殺人犯の弟は原作ではバンドのボーカリストなんですが、映画では漫才師だとか・・・

本は読もう。
読んだ本の映画は観ないようにしようと心に誓うこっちゃんでした。
それでは[手(パー)]


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