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読書の時間 ’12の100 [本(デイル・ブラウン)]

今年やっと100冊目のご紹介です。
う~ん、今年は150冊程度になってしまう(;一_一)

100 ロシアの核(下)(早川書房) デイル・ブラウン ☆☆☆

ロシアの侵攻を食い止めたトウィチーナであったがロシアの反撃にあい自分自身も重傷を負う。
顔は大きな傷を負い、華も半分失う。
そんな中作戦本部に戻るが、ロシアの反撃が始まる。
核兵器、中性子爆弾を使用したのだ。
ウクライナはトルコに臨時政府を設立し、反撃を試みる。

遂にはNATOをも巻き込み拡大していく紛争。
アメリカの出方が今後をうらなう。
そしてアメリカ大統領は遂に決断をし、紛争の解決を図ろうとする。

戦争というものに勝者と敗者があっても、善者と悪人は無いと思う。
紛争、戦争を回避するために軍事力が必要なのだろうが、地球を何度も破滅に導くほどの兵器は必要がない。

多くのアメリカの作家が書く作品と同じく、この作品でもアメリカはどちらかというと善者になっている。
先行して攻撃はしないが、応酬はしとことん叩きのめす。

作者が、予備役ではあってもアメリカ軍に従事していた経験から書いている作品なので、基地での対応等はかなり正確か?
ホワイトハウスでのことは想像であろうが、アメリカの大統領であってもすべての指導者が優れた人物とは限らない。
間違った指導者を選んだ国は大変だ。
この作品でいうところのロシアがそうだ。

この作品では空軍のことしか書いていないが、軍隊の持つかっこよさとかそういうものよりも核兵器の悲惨さをもう少しアピールしてもよかったかも。

戦争は無いに越したことがない。あってはならない。
そういう思いを起こさせてくれた一冊。


洋書2.jpg


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ロシアの核〈下〉 (Hayakawa novels)

ロシアの核〈下〉 (Hayakawa novels)

  • 作者: デイル ブラウン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1994/07
  • メディア: 単行本




こっちゃんのお仕事のHPです。 お暇なら寄ってください。若い友人とやってます。

http://www006.upp.so-net.ne.jp/gyouseishosi/

最近ちょっと自由時間が多いんで(笑)
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読書の時間 ’12の99 [本(デイル・ブラウン)]

99 ロシアの核(早川書房)デイル・ブラウン ☆☆☆☆

また海外の作家です。
同じブラウンだし(笑)。
アメリカのスリラー作家です。アメリカ空軍予備士官を経て大尉まで行った方。
その時の経験を生かした作品が多いようです。

洋書.jpg

この作品は日本では1994年に発売されています。平成6年ですね。
作者が空軍にいたので紛争等においても空軍の目から見たものになっています。
また作者はあくまでもノンフィクションであることを強調している。

舞台は、湾岸戦争後の東ヨーロッパおよびロシア。
主人公、ダレン・メイス中佐の活躍、アメリカ空軍の活躍が書かれているのではと推測される出だし。
主人公メイスは、湾岸戦争勃発直後、核兵器での攻撃命令を受ける。
攻撃直前に中止命令を受け、発射しないが敵ミサイルの攻撃を受け瀕死の状態で味方基地に戻るが、同乗していた僚友から攻撃しなかったことについて「売国奴」呼ばわりを受け、そのことがトラウマとなっている。

時は過ぎ、冷戦後のロシア、ウクライナ、ルーマニア等の紛争に移る。
エリツィンが整形意を追われその後に大統領に就いたヴェリチコの時代になる。
超タカはであり、軍部の傀儡とも思われ旧ソビエトの栄光を再びという感じの大統領。

在外ロシア人救助とか言い訳を付けては、ウクライナなどの領空侵犯等を繰り返すが、ついには部隊を繰り出そうと輸送機等を出すが、すんでのところで哨戒中の戦闘機と先頭になり撃墜されてしまう。
それでただで黙っているロシア大統領ではなく、ついには核攻撃を伴った戦争に突入してしまう。
これが、アメリカ空軍から見た外での出来事であり、その間にアメリカ国内での軍縮、州兵・予備役の増大による訓練の様子から実戦モードに映っていく様が、事細かに書かれている。

やはり、実際に予備役として飛行経験がある作者だけに、アメリカ空軍での様子が事細かに書かれている。
上巻はウクライナへの核攻撃で終わっているがミリタリーフアンにはたまらない一冊化も。

予備役とはいえ、空軍に出勤?する際の身の回り品から靴下まで細かいです。
でも一番感心したのは、情報伝達の徹底さ。
実際の戦闘中を除いては、暗号での指示の伝達で行動が決まる。
情報が全て。

でも作品に出てくるアメリカ大統領は、読んでいると腹が立つほど外交が分かっていない。
政策決定にも夫人の意見を聞くとは。

でも、全体的に感じるのは軍隊の行動の正当化。
確かにこのような状況ではそうかもしれないが、無能な大統領を登場させ、如何に軍の判断が正しいかを強調しているようにも思える。
外交を対話と軍事の両方で行っていくことは確かに大変なんでしょう。(当然私にはわかりませんが)

でも日本の政府よりはずっといいのかも。何も決められないで先延ばしにすることしかできませんもんね。
一アメリカ人の考えですが、外交と軍事はこのように考えられているのかと考えさせられる作品。
どのような結末に持っていくか、ある意味楽しみです。


7月になりました。
6月までの定期報告です。

2012.1 記事 16 nice    22
2012.2 記事 18 nice    79
2012.3 記事 18 nice   146
2012.4 記事 22 nice   401
2012.5 記事 25 nice 1,226
2012.6 記事 25 nice 1,344

おかげさまで右肩あがりになっております。ありがとうございます。
しかし、先日のこともあり、1日1冊の本を読むことはもう無理ですね。
今回のように2~3日に一冊の本を読むペースが妥当かな。
今後はそのようになっていくと思います。
また、タイトルとは違うのですが、社会保障とか税金のこととか書きたいことがいっぱいあるのでちょいちょい書かせていただきます。
よろしくお願いします。
それでは[手(チョキ)]



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ロシアの核〈上〉 (Hayakawa novels)

ロシアの核〈上〉 (Hayakawa novels)

  • 作者: デイル ブラウン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1994/07
  • メディア: 単行本




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