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読書の時間 ’13の10 [本(宮部みゆき)]

10 名もなき毒(幻冬舎)宮部みゆき ☆☆☆

久しぶりに宮部先生の本を読みました。
「模倣犯」以来ですね、個人的には。


名もなき毒.JPG

何故久しぶりに読もうと思ったか?
写真を見ていただくとわかるのですが、ブックオフに行ったときに一瞬、「名もなき妻」とも読めたんですよね。
そいて、本当はなんて書いてあるんだと手に取って帯を見て買っちゃいました。(笑)
連続無差別殺人事件、これに惹かれました。
以前読んだ模倣犯もそんな感じでしたよね。

この作品での連続殺人は青酸性の毒物を使った連続毒殺です。
物語はとある老人が犬の散歩中に青酸中毒で死亡した所から始まります。
この老人で4人目となった。

この物語の主人公は、杉村。
結婚するまでは、雑誌の出版社の編集者だった男だが、結婚によって彼の世界が一変する。
というのも、彼の妻が日本を代表する「今多コンツェルン・グループ」の会長の娘だったのだ。
娘といっても、正妻との間の子供ではなく、婚外関係の女性との子供であったが、唯一の女のこともあって溺愛していたようだ。
簡単に言うと「逆玉」というやつだ。
結婚を考えた杉村は、両親に相談するも大反対。
身分が違うというやつだ。
結局、両親とは絶縁状態となるも結婚し、娘にも恵まれ幸せに暮らしている。

今多側としては、可愛い娘、妹ではあるが会社をどうにかしようというような野心のある男が結婚相手では困る。
その点で杉村は最適な男だったようだ。

杉村は、結婚を機に今多コンツェルンの社内報を作成する部署に配属される。
そして、そこにアルバイトで働いていた女性がトラブルを起こし始める。
自分の非を認めず、周りの人間がすべて悪いと思い込んでしまうような「クレイマー」のような女性。
いったんは、秘書課が動いて終わったように思えるのだが・・・

青酸性毒物を使った殺人事件で、犯人が捕まる。
犯人は4件のうち2件を認めるも、後の2件については否認。
後に1件は、青酸事件に便乗した殺人事件だと判明する。
残った1件、老人が死んだ事件の被害者遺族の周りに、マスコミ関係者の異常なアプローチが始まり、プライバシーを明らかにしていく。

この二つの出来事がどのように絡まってくるのか?
老人を殺害した犯人は誰なのか?
杉村が解明していくのだが、じれったいというか、いらいらする。(笑)
何でそういう思いのなるかは読んでいただければわかると思う。

しかし最後の犯人を自首させるところでは、何故犯人を見つけたの?
警察もわからなかったのにそのままにしておいてあげられなかったの?
興味本位で事件に絡んでいく杉村に嫌悪を抱く。

どうせあなたは一生困らない経済力と社会的地位、幸せな家庭があるから余計なことをするの?などと思ってしまう。

作者がタイトルの毒の字をこんな風にした意味。
作者がこの作品で言いたかった毒とは?

読み終えた理解した気になりました。

主人公の杉村と唯一の共通点、「婿」という立場だけ同じ私。(笑)
「模倣犯」と何処か似た雰囲気を感じたのは私だけだろうか?

それでは[手(パー)]





名もなき毒

名もなき毒

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 単行本




模倣犯〈上〉

模倣犯〈上〉

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本




模倣犯〈下〉

模倣犯〈下〉

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本



改めて、お仕事のブログも初めてみました。
お暇なら見てよね♪
ふっ、古~い(笑)

行政書士 こっちゃんの奮闘日記
http://kottyanjimusyo2.blog.so-net.ne.jp/

まだまだですけど、内容もないけどこれから頑張ります。(笑)


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