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読書の時間 ’13の33 [本(手嶋龍一)]

33 ブラック・スワン降臨(新潮社)手嶋 龍一 ☆☆☆☆☆

 9.11(アメリカ同時多発テロ)から、3.11(東日本大震災/福島第1原発事故)までのことをインテリジェンスの側から追っている著作。

ブラック・スワン降臨.JPG


 今まで何冊かインテリジェンス本と呼ばれているものを紹介してみたが、「インテリジェンス」についてちょっと書いてみたいと思う。

 この本の中でも、書かれているが一般に「インテリジェンス」というと情報と訳されることが多い。
 私も気になったので、図書館で調べてみた。(@_@;)
 調べてみた広辞苑(第6版)によると
 ① 知能。知性。理知。
 ② 情報。

 手嶋氏も言っているが、手嶋氏などがインテリジェンスと言っているものは、「単なる極秘情報ではなく、国家指導者の最終決断の拠り所となる選り抜かれた情報」のことである。
 これは、佐藤優氏も同じ意味で使っていると思う。

 佐藤氏は直接情報を得てくる側、手嶋氏はその情報は得たものから時間を得て得る側だが、対談などを読んでいるとかなりの点で過去の事象について情報が一致している。
 いかに手嶋氏の情報ソースが良いものかがうかがわれる。

 
 話がずれるが、先ほどの国会で「特定秘密保護法」(通称)が通過した。
 国民の意見が2分した問題の法律だが、この本を読んだ後だと「外交」 「防衛」については絶対必要だと痛感する。

 P.114に書かれていたが、同時多発テロ発生時にアメリカ国務省は副大統領とともに地下に潜伏した。
 大統領に万が一のことがあった場合に備えての当然の行為である。
 そして、同盟国には国務省の移転先を伝えた。
 当然、日本の外務省にも連絡があったのだという。

 当時の日本の外務大臣はというと・・・
 田中真紀子氏であった。
 こともあろうか田中外務大臣は、記者団の取材に国務省の潜伏先を公表したのだという。\(◎o◎)/!

 ありゃりゃ。
 こんなことでは、同盟国をはじめ諸外国は情報をくれなくなりますよね。
 
 3.11のときも民主党政権の対応ぶりの不味さがつぶさに書かれている。
 (別に反民主党ではありません(笑))
 当時の日本の政府は国民が混乱する?とか言ってスピーデイーとかの情報も公表しなかったけど、アメリカをはじめ諸外国は自国民に原発から80km以上避難しろとか正しい情報を伝えている。

 正しいインテリジェンスが、国の政権に集まってきてもそれを判断する首脳部が戴けないということをいうことを我々は痛感した。
 
 私に言わせると、国家とは最低限の責任として「国民」「国土」を守ることがあると思う。
 今の政権には最低限このことを願っている。


 

ブラック・スワン降臨―9・11‐3・11インテリジェンス十年戦争

ブラック・スワン降臨―9・11‐3・11インテリジェンス十年戦争

  • 作者: 手嶋 龍一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/12
  • メディア: 単行本



 1980年代のFSX導入に関する騒動のこの本もお勧めです。

 FSX.JPG

 FSX裏表紙.JPG

 
たそがれゆく日米同盟―ニッポンFSXを撃て (新潮文庫)

たそがれゆく日米同盟―ニッポンFSXを撃て (新潮文庫)

  • 作者: 手嶋 龍一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/06/30
  • メディア: 文庫




 それでは[手(パー)]

 今日(23日)は朝から仕事なのでこれから行って来ます。
 寒~い(@_@)

こんな本も読みました(笑)


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読書の時間 ’13の31 [本(手嶋龍一)]

31 ウルトラ・ダラー(新潮社)手嶋龍一 ☆☆☆☆☆

ウルトラ・ダラー.JPG


ウルトラ・ダラー

ウルトラ・ダラー

  • 作者: 手嶋 龍一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/02/28
  • メディア: 単行本



この本の作者、手嶋龍一氏をご存じだろうか?
この方です。

手嶋龍一.jpg

アメリカでの同時多発テロ、9.11の時にNHKのワシントン支局長で、NHKの画面に出ずっぱりで情報を伝えた人です。
現在は某大学で「インテリジェンス論」を教えているようです。

佐藤優氏の本を読んでいて、共著の本がありそこで初めてこの本のことを知りました。

自分的にはおもろいです。

内容はざっくりいうと、北朝鮮が「ウルトラダラー」(精巧なドル札の偽札)を作るために、日本から若い職人(技術者)を拉致し、ウルトラダラーをつくり、世界経済等を混乱させる。
それを、イギリスとアメリカの諜報部員等があばくみたいな話。

「北朝鮮による拉致」というテーマもありますが、基本的にはインテリジェンスの話。
国際社会における情報の重要性、そんなものを感じる本です。

表現が下手な私なので、アマゾンなどの説明を読んでいただくといいかも・・・

国際社会において、インテリジェンスがいかに重要か、そんなことを認識できると思います。

佐藤優氏の本が好きなら是非読んでみてはと思える一冊です。


少し前になりますが、アメリカが各国首脳の電話を盗聴していたことがニュースになりました。
情報戦は一層激しさを増すばかりです。
そんな中でこの本は一読の価値あり。

私がおススメする関連本です。


スギハラ・ダラー

スギハラ・ダラー

  • 作者: 手嶋 龍一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/02/26
  • メディア: 単行本



ウルトラ・ダラーの続編です。
俺的には☆☆☆☆。


国境のインテリジェンス

国境のインテリジェンス

  • 作者: 佐藤 優
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2013/03/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



言わずと知れた佐藤優氏の「インテリジェンス」本。
おもろい。
ちなみに、私の場合すべて図書館で借りたので、興味を持った方は探してみては?

それでは[手(パー)]


読書の時間’13の30について


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